フリーキーでアグレッシブなフリージャズ、インプロヴィゼーション作品。マサカーに近いですね。
2009年7月リリース。
元This Heat(ディスヒート)のCharles Hayward(チャールズヘイワード)が、ドラムとパーカッション、メロディカを担当しています。
他にJohn Coxon、Pat Thomas、Alexis Tatlorという人が、演奏してますがこの人たちのことはあまりよく知りません。
Pat Thomasは同名のアーティストが何人かいるようです。
チャールズヘイワードの名が見られるからと言って、ディスヒート的音を期待してしまうと失敗します。
ただスリリングな音楽が詰まっていますけどね。
1曲目「Degraw」は、かなりガチャガチャ騒々しいです。好き放題やってる感じです。
お薦めは3曲目「Payne」。動機息切れのようなしつこいビートの行進と耳をつんざくノイズ、SFチックな音が暴れまわります。
このアルバムはなかなか手に入りにくいのではないでしょうか?国内ショップで見当たりません。
私は、有名な英国Rough Tradeのネット通販で購入しました。
日本と違って大雑把な商習慣ですねえ。注文受付番号は表示されましたが、サイト上で注文:発送状況が確認できないですし注文承りのメールも来ない。
問い合わせのメールを送ってやっと状況説明の返事が返ってきました。
まあ2週間くらいで手元に届いたので一安心。
ジャケットがチープなのが少し不満です。紙ジャケですが100円均一ショップで売っているような厚手の紙で手作りしたみたいなレべルで、内側に
アーティスト名、演奏楽器、曲名、レコーディング日時などの基本記録位の表記しか無くそっけないです。
1 Degraw 7:06
2 Forgacs 12:32
3 Payne 13:43
4 Relph 9:06
一曲一曲が長い演奏です。