昨年解散してしまったタトゥーさんですが、この二人のこの作品を聴いてると不完全で未熟な年齢であるが故にその音楽は、心のど真ん中を揺さぶる恐ろしいまでの情念の結晶と化しているのを感じます。
若さは、醜く美しい。
彼女たちを思い起こす時に「若くて綺麗なんて一瞬の幻だ!」って強く思う。
その一瞬を味わえる強烈な音楽。
1. Not Gonna Get Us
2. All the Things She Said
3. Show Me Love
4. 30 Minutes
5. How Soon Is Now?
6. Clowns (Can You See Me Now?)
7. Malchik Gay
8. Stars
9. Ya Shosla s Uma
10. Nas ne Dagoniat
11. Show Me Love [Extended Version]
12. 30 Minutes (REMIX)
13. Malchik Gay (REMIX)
14. All the Things She Said (REMIX)
この映像眩暈がしてきそうです。
コントロール不能のとんでもない青臭さ故の美しさ。
かつて1970年代に
THE RUNAWAYS( ランナウェイズ) .... デビュー作「Chery Bomb」が大ヒット ....という悩ましい下着姿のロックグループがいましたが、あまりにショービジネス化されていてタトゥーのような生々しい危うさは見られない。
sex pistolsやslitsですら洗練されたものに感じてしまいます。
このタトゥーの醸し出すヴァィブレーションに共鳴して、危うい思春期の真っただ中にいる方には三島由紀夫の小説「仮面の告白」をお読みになるのをお勧め致します。
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