姉Sally Oldfield(サリーオールドフィールド)と弟Mike Oldfield(マイクオールドフィールド)のフォークデュオ、The sallyangie(サリアンジー)の1969年デビューアルバムのリイシュー盤です。
オリジナルのジャケット写真では、二人の少女が(少年?)樽の上に肘をついて身を寄せ合い一人は遠くに視線を、もう一人が隣の少女の顔を見つめているなかなかいい雰囲気のあるジャケットデザインでしたが、デザインが変わってしまい少し残念です。
ただ中身のほうは、未発表曲やマイクオールドフィールドのギターインプヴィゼーションが追加され2CDとなり充実した内容です。
サリーオールドフィールドが19歳、マイクが15歳です。初々しい魅力に満ちているのを感じるとともに、こんなに若くしてこれほど充実した内容の作品を作り上げる豊かな才能に驚きを感ぜずにいられません。
アルバムタイトル曲の「Children of the Sun」は、Mary Hopkin(メリーホプキン)が好きな人にはジャストミートで気に入る曲だと思います。
私がそうですので。
子守歌のようなメルヘンチックなメロディで始まる「Midsummer Night Happening」では、4分経過したころから民族音楽の土着民の歌声のような変わったヴォーカルにサリーの声が変わるところがユニーク。
「Love in Ice Crystals」はクラッシック音楽のバロック音楽のような響きにサリーとマイクの声の掛け合いが初々しくて微笑ましい。
「Changing Colours」そこはかとない魅力でいっぱいです。
癒されます。再びメリ-ホプキン好きにはマストソング。
「Milk Bottle」秋の夜長にぴったり。
「Murder of the children of Sun Fransisco」わずか34秒で曲は終わりますが凝縮されたギタープレイが聴けます。
「Sad Song for Rosie」マイクのギターインプロヴィゼーション曲です。
とてもかっこいいですよ。
ディスク:1
1. Strangers
2. Lady Mary
3. Children of the Sun
4. Lover for All Seasons
5. River Song
6. Banquet on the Water
7. Balloons
8. Midsummer Night's Happening
9. Love in Ice Crystals
10. Changing Colours
11. Chameleon
12. Milk Bottle
13. Murder of the Children of San Fransicso
14. Twilight Song
15. Song of the Healer
16. Stranglers
ディスク:2
1. Children of the Sun [Minus Intro.]
2. Mrs. Moon and the Thatched Soup [Guitar Improvisation]
3. Branches [Guitar Improvisation]
4. Sad Song for Rosie [Guitar Improvisation]
5. Colour of the World
6. Two Ships