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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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ヒカシュー

リザードやフリクション、S-Kenなど日本のパンクムーブメントの中にあってひときわ異彩を放っていたのがヒカシュー。
その代表作をアレンジし直した力作。

ヴォーカルの巻上公一の才能は独特で素晴らしいと思います。
音だけではなく歌う時の豊かな表情は、人を惹きつける視覚的に優れたものがあります。
まるで演劇を見ているような。

曲もパフォーマンス的な輝きに満ちてます。
「人間の顔」は、能とか狂言の舞い、立ち振る舞いみたい。「うたえないうた」は、ディナーショーのエンターテイナーみたい。歌詞が面白いです。
「パイク」は、少年向けテレビヒーローの番組主題歌みたいな曲ですねえ。ファン年齢層を広げそうです。「ビロビロ」は、まるでヘリウムガスを吸ったかのような歌いっぷりです。とにかく聴いていて楽しいアルバムです。ちょっとタイプが違いますが米米クラブもまっ青のエンターテインメントです。
このまま爆笑レッドカーペット(まだやってるんでしょうか?あまりテレビ見ないんで。家の前の鉄道の電車が通ると振動でテレビがよく切れます。)とかのコントに出てもいけそうな面白さがあります。

話変わりますがこのヴォーカルの巻上公一という人は、劇団ひとりに似ていますなあ。
巻上公一から目ヂカラを抜いて目の間隔を広げ、鼻頭を少し下向きにしたら劇団ひとりになるんじゃないかと私は一人想像して楽しんでます。





劇団ひとり:表情が似てそうなのを探しました。




各々のファンの方、気分を害したらごめんなさい。

1.20世紀の終わりに
2.人間の顔
3.うたえないうた
4.天国を覗きたい
5.丁重なおもてなし
6.パイク
7.もったいない話
8.びろびろ
9.キメラ
10.日本の笑顔 テーマと14のヴァリエーション

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the hat shoes

アヴァンギャルドミュージックの極めつけ。
1992年スイスRecRecレーベルからリリース。なかなかお目にかかる事がない作品でしたが、2007年遂にAd Hoc RecordsからリマスターCDデジパック仕様再発です。
めでたしめでたし。

メンバーが豪華です。
The work(ザ.ワーク)のBill Gilonisがギター、バス、ピアノ、サキソフォン。
Aksak Maboul(アクサクマブール)のCatherine Jauniauxがヴォイス。
Skelton Crew(スケルトンクルー)のTom Cora(トムコラ)がチェロ、11曲目「Experts」でピアノ、ギター、ヴォーカル。
Quiet Sun(クワイエットサン)、This Heat(ディスヒート)、Camberwell Now(キャンバーウェルナウ)のCharles Hayward(チャールズヘイワード)がドラム、パーカッション、メロディカそして「Sugar Sugar」、「Experts」という曲ではヴォーカルを。

ゲストにPere Ubu(ペレウブ)のDavid Thomas(デヴィッドトーマス)が、
「The Pigeons,Mr.McKenzie」でヴォーカルを(ペレウブみたいになっちゃってます。)。Henry Cow(ヘンリーカウ)、The work(ザ.ワーク)
のTim Hodgkinson(ティムホジキンソン)が「Experts」でフラットギターを。

ジャケットの方なんですが、何やら秘境の奇怪な生物か地下組織の悪意ある実験の末の突然変異生物なのか?
グロテスクな生き物がジャケット写真を飾っています。
そしてl曲目。気色の悪い(おっと失礼)女性ヴォーカルが見知らぬ国の訛りの入った民謡みたいで異様な雰囲気を醸し出しています。
そして現代音楽のような歌劇のような鼻歌のような言葉遊びのような狂乱の喧噪のようなお経のような呪文のような沖縄民謡のような............
不思議なヴォーカルが続きます。
悪酔いしそうです。

チャールズヘイワードは、「Sugar Sugar」、「Experts」でヴォーカルをとっています。
前者の曲での歌い方は、This Heatやソロアルバムでのそれとはフィーリングが違います。このアルバムの雰囲気に合わせているのか女性ヴォーカルの毒気にやられたのか?
後者の曲は、緊張感ある曲。ヘイワードのだみ声が冴えてます。
ソロアルバムで多く見受けられるヴォーカルスタイルです。
いいですよ。






lizard

1970年代後半に英国や米国でパンクロックのムーブメントが爆発している頃、日本でもS-Kenやミラーズ、フリクション、非常階段などと共に東京ロッカーズなる名称でくくられていたバンドの一つ、Lizard(リザード)の1stアルバムです。
このアルバムには、Stranglers(ストラングラーズ)のジャンジャックバーネルがプロデュースと演奏で参加しています。

ヴォーカルのモモヨと言う人は実にユニークな声、歌い方をしてますねえ。甘えたサンのような不思議な声。
それにしてもこの人栄養不足なんでしょうね。アルバイトをしながらバンド活動をしていたみたいで、大変そうです。
でっぷり肉のついた有名スターとは違うんでしょうね。

ジャンジャックバーネルが参加しているとはいえ、音は少々テクノポップぽいですねえ。聴きやすいと思います。ヴォーカルのせいもあると思いますが。
かなりポップです。
「T.V.Magic」はとても軽快で乗れるナンバー。「Modern Beat」、「王国」カッコイイです。
全体的に小粋なセンスが光った秀作だと思います。PUNK ROCKが苦手な人にも抵抗なく聴けるのではないでしょうか。
ストラングラーズのキーボード演奏のエッセンスが注入されていると思います。







1.New Kids in the City
2.プラスティックの夢
3.Radio Controlled Life
4.Guyana
5.記憶
6.T.V.Magic
7.Market(ing)Research
8.そのスィッチに触れないで
9.Modern Beat
10.Love Song
11.王国


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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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