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こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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Vanessa Carlton

Vanessa Carlton(ヴァネッサカールトン)の1stアルバムです。2002年の作品。
アメリカ、ペンシルベニア州出身。幼少の頃からクラシックピアノを学んでいて、その経験を生かした魅力がたっぷりと詰まった作品です。
ピアニスト、シンガーソングライターです。

私はこの人を全く知りませんでしたが、端正な面立ちでこちらをじっと見つめているアルバムジャケットの写真に惹かれジャケット買いしました。
ジャケ買い正解でしたね。

一度聴いたら忘れられない甘ったれたようなヴァネッサカールトンの声と
美しいピアノの音色が、このアルバムの大きな特徴になっています。
9曲目には、ローリングストーンズの名曲「Paint it Black」をカバーしていますが、とてもスリリングな出来になっていて聴かせます。且つどこか気品にあふれています。
この曲は英国ニューウェーヴのバンドMo-Detts(モーデッツ)もカバーしていてどんちゃん騒ぎを演じていますが、ヴァネッサも負けていません。

一部の批評では、名曲「A Thousand Miles」以外の曲はもう一つピンと来ないという声もありますが、私はそう思いません。
好みや感覚の違いでしょうが。

とてもドラマチックな作品ですのでぜひ聴いてみてください。







1.Ordinary Day
2.Unsung
3.A thousand Miles
4.Pretty Baby
5.Rinse
6.Sway
7.Paradise
8.Prince
9.Paint it Black
10.wanted
11.twilight
私が持っているCDは上記曲順、曲数ですが、曲順の違うのやライブヴァージョン等が収録されたデラックスエディションなど数種類リリースされているようです。


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psychic TV

Throbbing Gristle(スロッビンググリッスル)のGenesis P-Oridge(ジェネシスピーターオリッジ)の結成したバンド、Psychic TV(サイキック ティヴィ)のセカンドアルバムです。

このアルバムではホロフォニクスという特異な録音技術がつかわれていて
、独特の音世界になっています。
ホロフォニクスは、1980年代にアルゼンチンのヒューゴズッカレリという人が開発した録音技術の商標です。当時話題になったのですが今はどうなのでしょう?

このアルバムでは、ロマンチックなメロディの甘いPOPS風、宗教音楽風、
スロッビンググリッスルの「Second Anual Report」風、サウンドコラージュ風、ミュージックコンクレート風と様々な要素が入っています。
ホロフォニクスの技術を使った臨場感あふれるサウンド。
ヘッドフォンで聴いていてもヘッドフォンから聞こえてくる音ではなく、自分のそばで発している音として聞こえてきます。
鉄砲を撃つ音、犬が吠えまくる音。
焚火の火が燃え始めるパチパチという、普通何の変哲もない音。ところが
聴いていると、自分のすぐそばで燃えている錯覚を起こすくらいリアルな音。
この感覚は、実際に体験した人にしかわかりません。
目を閉じたら、実際に体に火がつき始めていそうで恐怖を覚え思わず目を開けて自分が燃えていないか確認してしまいます。
それくらいリアル。
くれぐれもくわえ煙草の不始末をしながら目を閉じて聴かないでくださいね。
自分が燃えているかもしれない、錯覚が現実になる可能性があります。

他に棺桶の中に砂をぱらぱらと埋めてゆく音があるんですが、これがまた凄いんです。
自分のおでこから上がスパッと切られて蓋のように開けられ、まさにそこに砂をぱら、ぱらぱら、ぱらぱらっと何者かに注ぎ込まれているかのような感覚を味わえます。

これらは曲とは呼べませんがね。

まあ体験してみてください。
ピンクフロイドやマイケルジャクソンの曲でもホロフォニクスの技術が使われたそうです。







1.Hymn 23
2.Orchids
3.Botanica
4.Iron Glove
5.Always is Always
6.White Nights
7.Finale
8.Eleusis
9.Medmenham
10.Ancient Lights
11.Proof of Survival
12.Survival
13.Eden1 Eden2 Eden3
14.clouds Without Water
15.Black Moon
16.Silver and Gold
17.in the Nursery
18.Circle
19.circle



this heat

Health and Efficiency(ヘルスアンドエフィシャンシー)は、1980年に
12インチ.シングルとしてリリースされました。
後1998年に8cm CDシングルとしてCD化されました。
そして2006年にLocus Solusからリマスター盤がリリース。

Health and Efficiency(ヘルスアンドエフィシャンシー)は、彼らのライブで決まってトリをつとめるお約束の最強ナンバーです。

たまには燦々と照りつける太陽様に向かって拝んでみましょう。きっとこの曲が聞こえてくるはず。
遮るものがあろうが意に介さず何処までも昇りつめてゆく究極のポジティブナンバー!

ここでのヴォーカルが、悟りを得た覚者の読経のようにも投げやりなつぶやきのようにも聞こえます。
ヴォーカルが入っているのは曲の2分弱迄位で、そのあと痙攣するようなインストルメンタルが続きます。

究極の名盤;1st「This Heat」、2nd「Deceit」のどちらのアルバムにも
収まりきらない、まさに弾け飛び散った存在です。

2曲目のGraphic/Varispeed(グラフィック/ヴァリスピード)は、1stアルバム「This Heat」の収録曲「24Track Loop」をイコライザー等を使って造り変えた曲ですが、曲というより電子音信号という感じで原形をとどめていません。
アナログ12インチシングルの時は33回転でも45回転でも72回転でもどんなスピードでも鑑賞できるようにつくられていたそうです。
CDではレコードプレーヤーと違って回転数を調節できません。45回転ヴァージョンが収録されています。
........速聴機というCDの再生速度を4倍まで早めることができる機器が能力開発会社から出てるので、回転数は合いませんがスピードを早めて聴いてみても面白いんじゃないでしょうか。
ただ45万円くらいするので買うの馬鹿らしいですが。(初めから言うなという感じですか)
すでに持っている人はどうぞ。







1.Health and Efficiency
2.Graphic/Varispeed(45rpm version)

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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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