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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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this heat

永遠の前衛バンドThis Heat(ディスヒート)のセカンドアルバムです。
本作品は1981年オリジナルリリースされその後約10年ごとにCD化、リイシューされています。
これまた29年も前の作品であるとは本当に信じられない。

ファーストアルバムに比べて歌の比重が高くなりPOPで聴きやすくなったという意見が多いのですが、爆発的なヴォルテージは少しも衰えていません。ときどき垣間見せる狂気的な空間に震撼させられます。
ディスヒートを解散した後のソロ作品の素晴しさを見てもチャールズヘイワードの才能の凄さを感ぜずにはいられません。

ジャケットのデザインも人物や原爆の雲などのコラージュになっていて鬼気迫る内容です。
私はこのアルバムを最初レコードで購入、その後手放しリマスター盤紙ジャケデジパック仕様で買い戻しましたが、レコードの方のジャケット写真は迫力満点でしたね。







メンバーであったガレスウィリアムズは、2001年12月に脳腫瘍と肺癌のためにお亡くなりになられました。
こころよりご冥福をお祈りいたします。

またこの作品も数十年後も輝き続ける事だろう.............

1.Sleep(眠れ)
2.Paper Hat(紙の帽子)
3.Triumph(勝利)
4.S.P.Q.R(S.P.Q.R)
5.Cenotaph(慰霊碑)
6.Shrink Wrap(シュリンクラップ)
7.Radio Prague(ラジオプラハ)
8.Makeshift Swahili(その場しのぎのスワヒリ語)
9.Independence(独立宣言)
10.A New Kind of Water(新種の水)
11.Hi Baku Shyo(被爆症)


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this heat

ポストパンクの大本命、今もって決して褪せることのない永遠の前衛バンドThis Heat(ディスヒート)のファーストアルバムです。
現在も現役のCharles Hayward(チャールズヘイワード)とCharles Bullen
(チャールズバレン)、Gareth Williams(ギャレスウィリアムス)の3人組。

このディスヒートの「Heat(ヒート)」= 「熱」は、ドロドロに溶けた溶岩の「熱」と氷点下で凍傷を起こしてしまいそうな氷の負の「熱」を併せ持った状態を連想させる。
そんな最高のヴォルテージを吐き出しています。ここで展開されている音世界は問答無用の格闘技ですよ。何処までも追って来て攻撃してくる。


デヴィッドカニンガムとアンソニームーアのプロデュースも高く評価されています。
ただ何よりもチャールズヘイワードの表現力の素晴しさに脱帽。
この作品が今から30年以上も前のものであるとは信じられない!!!!!!!!!
今でも新しい!!!!!!!

全曲お薦め。というよりこのアルバム自体が小宇宙のようです。
といっても私が特に気に入っているのが、3曲目Not Wavingです。
こんなヴォーカルの声、スタイル、醸し出す不可思議さ聴いたことがないです。







1.Test Card(テストパターン) 
2.Horizontal Hold(水平維持調整)
3.Not Waving(手を振ってるんじゃない)
4.Water(水)
5.Twilight Furniture(黄昏の備品)
6.24 Track Loop(24トラックループ)
7.Diet of Worms(ヴォルムスの帝国議会)
8.Music Like Escaping Gas(漏れ出す気体のような音楽)
9.Rainforest(熱帯雨林)
10.The Fall of Saigon(サイゴン陥落)
11.Testcard(テストパターン)

この先数十年たってもこの音楽は新しく衝撃的であり続けるだろう.....




public image limited

Rock史上に燦然と輝く永久不滅の名盤PILのセカンドアルバムです。
誰もが好きになる作品でないことは明らかで、逆にこの作品が聴く者を厳しく選ぶ特殊な音世界が展開されています。
このアルバムを聴いたことのない人は、ある意味幸せなのではないでしょうか?
何故ならこの稀有な音世界を初めて体験するその素晴らしき刹那が待っているのですから。
私は、この作品をめったやたらに聴かないようにしています。恐れ多いような気がして。重要文化財でも「100年に一度の一般公開」とかあるじゃないですか。
ある中古レコード屋でこのCDが正面向きで飾ってあって絶妙なキャッチコピーをつけてました。
「人類必聴」

まずは一曲目のアルバトロスは10分32秒もの長さの大作です。地の底を這うような異様な暗さの中で銀色にスパークするようなギターが強烈ですね。
今となっては10分くらいは長いとは思わなくなりましたね。
PIL再結成されたようですしこの曲のみで1時間一曲くらいのヴァージョン出してくれないかなあ.....................

私は2枚組LPレコードで持っていたんですが(後手放す。また後CDで入手。)アルバトロスが終わるとガラガラとレコードプレーヤーのアームが上がる音がして少し興ざめでした。
CDだと重低音はアナログに比べ劣るけど、一気に最後の曲レディオ4まで
疾走するがごとく聴ける。

狂乱に満ちたサウンドに高ぶりすぎた精神を鎮めるがごとく、最後のレディオ4という曲ががあまりに美しくすぎてすべてが天に召されていく錯覚を起こす。
このクラシック音楽のような美しい曲は、クラシック音楽も大好きな私にとっては心地よい。
ファーストアルバムの最後を飾るへんてこりんな曲とは大違いです。







1.Albatross
2.Memories
3.Swan Lake
4.Poptones
5.Careering
6.Socialist
7.Graveyard
8.The Suit
9.Bad Baby
10.No Birds
11.Chant
12.Radio 4

初めてこのアルバムを聴く人は、まずファーストアルバムを聴いてからにしましょう。
その方がいいと思います。
いやいいに違いない。

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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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