テクノポップ万歳!って叫びたくなるようなピコピコ音が心地よい音世界。
1978年デビューの彼らですが、時流に乗っていましたねえ。
今出てきても受け入られることは無かったでしょう。しかしその壁を打ち破って常識を覆すのが変化でもありますが。
それにしてもこのバンドは、ジャケットの絵を見てもわかるようにきわめてデザイン的な世界のセンスを感じますね。
男性ヴォーカルの中西俊夫がイラストレーター、女性ヴォーカルの佐藤チカがスタイリスト、ギターの立花ハジメがグラフィックデザイナーということで近代的な無機質の香りを漂わせてます。
決してゴージャスでもなくチープなんですが、さらさらっと無駄の無い線で描きあげたデッサンのようにきらりと光るセンスがあります。
この作品は、オリジナルが1980年リリースデビュー作であります。
やっぱり音だけじゃなくライブの方が数倍楽しめると思います。
彼らの体の動き自体が、テクノっぽく面白いです。私なんかあんな動きをしたら筋肉がひきつりますがね。
無駄な動きのないロボットのようです。効率化の極致?デジタルの権化?
プラスティックスの音楽をオフィスで流していたら仕事がはかどるんじゃないでしょうか?
「COPY」という曲を聴きながらだったらコピー取りも苦にならない。
でも病院でこんな音楽が聴き漏れていたら病人の病状は悪くなります。
1. TOP SECRET MAN
2. DIGITAL WATCH
3. COPY
4. I AM PLASTIC
5. I WANNA BE PLASTIC
6. CAN I HELP ME ?
7. TOO MUCH INFORMATION
8. WELCOME PLASTICS
9. I LOVE YOU OH NO !
10. ROBOT
11. DELICIOUS
12. LAST TRAIN TO CLARKSVILLE
13. DELUXE
14. COMPLEX
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