Siouxsie &the Banshees(スージーアンドザバンシーズ)のB面曲集CD
4枚組、曲紹介続編です。
曲紹介その2
CD2
1.Tattoo - Dear Prudence(6th Hyaena収録)のB面。
いきなりスリリングなイントロからのスタート。スージーの声いささか低音気味。ドスのきいたけだるさを感じさせます。
2.(There's A)Planet in My Kitchen - Dear prudence 12inchのB面。
扉の開く(閉まる?)音、コインの回転する音から始まり暗黒の底からスージーの声が浮き上がります。
3.Let Go - Swimming Horses(6th Hyaena収録)のB面。
ゆったりしたJAZZのよう。
4.The Humming Wires - Swimming Horses 12inchのB面。
フリーJAZZの即興演奏のようなフリーキーで疾走感があります。
とてもエキセントリック!
5.
I Promise - Dazzle(6th Hyaena収録)のB面。
びっくりです。日本の名歌、「荒城の月」(滝 廉太郎作曲)の....春高楼の花の宴.......のメロディがイントロで流れます。
和洋折衷の不思議な曲。
6.Throw Them to the Lions - Duzzle 12inchのB面。
バッジーのダブルドラムが強力なノリを生み出しています。ライブで聴いたら盛り上がりそうです。
ヘィッヘィッヘィッとか聞こえる掛け声もかっこいい。
7.An Execution - Cities in Dust(7th tinderbox収録)のB面。
ドラム以外にDrumboxなるものをセヴェリンが演奏していて、それにスージーの奇怪なヴォイスが空間を埋め尽くします。
変わった音出してます。
シングルA面のCities in Dustは傑作中の傑作と言ってもいいのですが、この曲がA面を陣取ってもおかしくありません。
8.The Quarterdrawing of the Dog - Cities in Dust 12inchのB面。
歌なし、インストゥルメンタル。
割りとかわいらしいメロディの演奏が流れます。
ただクライマックスでの流星のような音の洪水は圧巻!美しい!
9.Lullaby - Candyman(7th tinderbox収録)のB面。
スージーの歌い方、声が「The Killing Jar」(アルバムPeepshow収録)に似ていてまろやか、幸せな感じ。
豪華絢爛なサウンド。
10.Lullaby - Candyman 12inchのB面。
どんどん素晴らしい曲が登場します。
この曲スージーのヴォイスとギター、ドラムだけの演奏ですが何と表情豊かな曲なんでしょう。
11.Shooting Sun - This Wheel's on Fire(カバーAlbum:Through the
Looking Glass収録)のB面。
一回聴いただけではあっさり過ぎるように感じる曲ですが、2回3回と聴いてゆくと何か安堵感を感じます。
12.Sleep Walking(On the High wire) - This wheel's on Fire 12inch
のB面。
心を休めたい時に、この曲を聴くと癒される気がします。そっと肩に手を乗せられた感じ。
13.She Cracked - this wheel's on Fire double7inch のExtra B面。
名曲「Candyman」に似た疾走感あふれるイントロから始まります。
14.She's Cuckoo - The Passenger(カバーAlbum:Through the Looking Glass収録)のB面。
花が咲き乱れる自然の中でちょっと口ずさんでみたところ、動物たちが次々と集って耳を澄まして聴いていました。
そんな音楽。
15.Something Blue - The Passenger 12inchのB面。
日本の味わい深い童謡に通じるようなノスタルジーを感じさせるメロディ。鼻声気味で歌うスージーの歌声が、花鳥風月、桜、富士山などを想わせます。
16.The whole Price of Blood - Song from the Edge of the World(Tinderbox 2009 デジタルリマスター盤収録)のB面。
バッジーのシタールの演奏が入っていて少しエスニックな感じ。
17.Mechanical Eyes - Song from the Edge of the World 12inchのB面。
ドラムの刻むビートが軽快で心地よいです。ブルースハープが変な音を奏でています。
スージーとバッジーの2人のみの歌と演奏です。