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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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Siouxsie & the Banshees

Siouxsie&the Banshees(スージーアンドザバンシーズ)のシングルB面曲集です。
CD4枚(17曲入り3枚、4曲入り1枚、総曲数55曲)と76ページのブックレット(歌詞と説明文....英文です....、シングル時ジャケットの写真)付き超豪華版。
ファンなら絶対"買い!”です。何かを買うのを我慢してでも買いましょう。

このアルバムを聴いてみて改めてスージーアンドザバンシーズは、いい作品を創っていたなあと思わざるを得ません。他の似たバンド、後続バンドと一線を画しています。
4枚通して聴いてみると彼らの創作活動の歴史の重みを感じます。
B面曲集といえども侮るなかれです。


曲紹介 その1
CD1
1.Voices(One the Air)- Honkon Garden(香港庭園:1st The Scream収録)のB面。
割とおとなしめの展開で1stでみられたつんざくようなサウンドは無いです。


2.20th Century Boy - The Staircase Mystery(1st The Scream収録)の
B面。
ストレートなロックンロール。


3.Pulled to Bits - Playground Twist(2nd Join Hands収録)のB面。
子供のはしゃぎ声がバックに効果的に使われ「Mother」のような感じ。


4.Mittageisen(Metal Postcard)- Love in a VoidのダブルA面のうちの一つ。
1st「The Scream」収録の「Metal Postcard」のゆるゆるヴァージョン。


5.Drop Dead/Celebration - Happy House(3rd Kaleidoscope収録)のB面

1stで見られた痙攣するようなギターに乗って、スージーのシャウトが冴えまくっています。


6.Eve White/Eve Black - Christine (3rd Kaleidoscope収録)のB面。
2ndの「Icon」や「Playground Twist」のような息苦しい重苦しさを感じさせます。


7.Red Over White - Israel(3rd Kaleidoscope収録)のB面。
おどろおどろしい倦怠感に満ちた曲。


8.Follow the Sun - Spellbound(4th JU-JU収録)のB面。
アフリカの土着的なドラムのような響きに似た呪術的なビートにスージーのヴォイスが絡みます。


9.Slap Dush Snap - Spellbound 12inch のB面。
ピコピコポコポコから始まる少しテクノポップぽい。


10.Supernatural Thing - Arabian Knights(4th JU-JU収録)のB面。
少年のような貴婦人のようなスージーの表情豊かな声。


11.Congo Conga - Arabian Knights 12inch のB面。
「Monitor」に似た曲。かっこいいスパイが活躍する映画のサントラみたいな曲。かなり乗れます。


12.Coal Mind - Fireworks(4th JU-JU収録)のB面。
CD1の一番のクライマックス。野生動物の大群の行進のような雄大で力強い曲。「madonna medusa i spy a loser」と歌うリフレイン部分がとても美しいです。


13.We Fall - Fireworks 12inchのB面。
ゆったりとしたデカダンスのイメージ。


14.Cannibal Roses - Slowdive (5th Kiss in the Dreamhouse収録)の
B面。
スティーブセヴェリンの揺らめくようなピアノに眩暈を起こしそうです。


15.Obsession Ⅱ- Slowdive 12inch のB面。
スージースーがチューブラーベルも使っていていい感じ。幻想的、妖艶な感じが入り乱れます。


16.A Sleeping Rain - Melt! 12inchのB面。
スージースーは、ここでxylophone(iphoneではありません。シロフォン-
木琴-マリンバより高く硬質の音)、チューブラーベルを使っています。
歌っていません。インストゥルメンタルナンバー。


17.II Est Ne,Le Divin Enfant - Melt!(5th Kiss in the Dreamhouse収録)のB面。
凱旋歌のような優雅な曲。CD1のフィナーレを飾るのにふさわしい曲です。トランペットがスパイスを利かせています。
何と優しいぬくもりと安堵を感じさせるスージーの声なんでしょうか。

この曲を聴くと、夜にとても幸せな気持ちで眠りにつけそうです。
それでは






おやすみなさい。





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Camberwell Now

元This heat(ディスヒート)のドラマーCharles Hayward(チャールズヘイワード)が中心となって、1982年12月に結成されたバンド「Camberwell
Now」がリリースした3枚のレコードとオムニバスカセットの中の一曲のほぼ全曲を収録したアルバムです。
3枚のアルバムとは、「Meridian」「The Ghost Trade」「Greenfingers」
のRecord3枚です。オムニバスカセットとは、「Ritual Magnetic North」です。
どうせならオリジナルのまま全曲収録してほしかったですね。

ディスヒートに比べると全体的に聴きやすいのではないでしょうか。
斬新で実験的な音を出しているのですが、ソフトな感じがします。3曲目の「Spirit of Dunkirk」のヴォーカルの声の雰囲気はディスヒートの2nd
アルバムのヴォーカルに似ているのですが、攻撃的なものが薄れています
。よりメロディアスになって軽快なリズムと美しいサウンドを味わえます。

特にお薦めは「The Ghost Trade」からの「Working Night」「Sitcom」。
リズムが目まぐるしく変わり多次元空間を作っています。
「Sitcom」の曲の終わりごろに入っている美しい旋律の女性ヴォーカル
が聴きものです。
ヘイワードが参加した「Regular Music(レギュラーミュージック)」というプロジェクト演奏で知り合ったメアリーフィリップスという人です。
このレギュラーミュージックのレコード持ってるんですけどプレーヤーつぶれててどんな音楽かわかりません。アンビエントミュージック風らしいですが。







4年弱で解散してしまったのは非常に残念。
想像力を駆り立てる音の破片が所々できらめくセンスのいいアルバム!
グループ名もナイス!

「Meridian(メリディアン)」から
1.Cutty Sark(カティサーク)
2.Peal Divers(真珠採り)
3.Spirit of Dunkirk(ダンケルク精神)
4.Resplash(リスプラッシュ)

「Ritual Magnetic North」から
5.Daddy Needs a Throne(パパには王様の椅子が必要)

「The Ghost Trade(ザ ゴーストトレード)」から
6.Working Night(ワーキングナイツ)
7.Sitcom(シットコム)
8.Wheat Futures(小麦先物)
9.Speculative Fiction(論理的フィクション)
10.Green Lantern(グリーンランターン)
11.The Ghost Trade(幽霊取引)

「Greenfingers(グリーンフィンガーズ)」から
12.Greenfingers(グリーンフィンガーズ)
13.Mystery of the Fence(柵の謎)
14.Know How(ノウハウ)
14.Element Unknown(成分不明)

Tuxedomoon

サンフランシスコの耽美派バンド「Tuxedomoon」の名盤の再発盤です。

「耽美派」と言うと「美の為の美」を目指しているとでもいいましょうか、ネットで調べてみると...."美術の世界ではジェームズマックニールホイッスラー、フェリシアンロップス。文学の世界ではオスカーワイルド、三島由紀夫、谷崎潤一郎も派に含めていいのではないか"と出てましたが.........

私が思いますには、無理に他ジャンルの芸術家にたとえなくてもいいのですがJohn Atokinson Grimshaw(ジョン アトキンソングリムショー)っていう英国の画家にイメージが合うんですよねえ。
ホイッスラーとも交流がある画家です。素敵な作品多くあります。

話を戻しましてこのタキシードムーンのアルバム、サックスやシンセが限りなく哀愁のあるメロディを奏でていて「美の為の美」を創造するかのような美しいサウンドとなっています。
5曲目の「Again」なんか曲の終わり部分で音程が微妙にずれて音が外れて行くんですけどそれがまた美しいと思います。

緩急メリハリをつけて曲が展開されていくんですが、ここぞという時に緊迫感全開のエレクトロニクスサウンドの雨あられの展開、またあるときはゆったりまったりしたノスタルジーな分幾をぷんぷんさせながら聴く者を魅惑する。。。。。

素敵です。






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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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