アイルランド出身のロックバンドBoomtown Rats(ブームタウンラッツ)のサードアルバムです。
セカンドアルバムの「A tonic for the Troops」の「Like Clockwork」
や「Rat Trap」という曲でPOPセンスが光り気になっていたバンドですが、このアルバムで最高の出来栄えを見せています。
1曲目の「Someone's Looking at You」。ためにためた演奏から一転して怒涛のようにたたみかけるヴォーカルが炸裂、メンバー全員の本気モード
のスタートです。
1曲目からこんなに飛ばしていいんだろうかという心配を尻目に、ドラマチックで良質なPOP SOUNDが展開されていきます。飽きさせません。
汲めども汲めども尽きぬアイデアがわいてくる状態であるかのように、リーダーのボブゲルドフは当時絶好調だったようです。
で最高にクライマックスが6曲目の「I Don't Like Mondays(哀愁のマンディ」ですね。
この曲は今更説明の必要もないくらいの大ヒット曲です。米国の学校での少女が起こした銃乱射事件をモチーフとした曲です。
今でも量販店の店内有線放送で流れることがあり聴き惚れてしまいます。
1.Someone's Looking at You
2.Diamond Smile
3.wind Chill Factor(Minus Zero)
4.Having My Picture Taken
5.Sleep(Finger' Lullaby)
6.I don't Like Mondays
7.Nothing Happened Today
8.Keep It Up
9.Nice In Neat
10.When the Night Comes
BONUS TRACKS
11.episode #3
12.Real different -B-Side
13.How Do you Do? -B-Side
14.Late Last Night -B-Side
15.Nothing Happened Today -Live in Cardiff
ニューウェーブの名盤がこうしてボーナストラック付きでCD化されるのは嬉しいことですね。
でもボブゲルドフも復活、昔の輝きを取り戻してくれないかなあ......
それにしてもボブってすごい長身で雰囲気ある人だったなあ。身長3mくらいあるのかなあ。まさかね。
あとパジャマが普段着という
ジョニーパジャマ ジョニーフィンガースって人、結構好きだったんで彼のまねをしてパジャマで学校へ行こうかなと思ったけど恥ずかしくてやっぱり出来ませんでした(学校は私服)。
下にパジャマを着て行ったことは一回ありましたけど。
4枚目のアルバム以降失速していきましたがぜひ1枚目から聴いてみてください。