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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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zehava ben

イスラエルの人気歌手Zehava Benの待ちに待った新譜が、Releaseされました。早速Amazon.comで購入し聴いてみました。

前作の出来栄えがあまりにも素晴らしかったので、かなり期待していたのですが少しグレードダウンで残念。
前作「Go With the Light 」が余りにも良すぎたのかも知れません。

ラファエル前派を思わせるような幻想的なジャッケットデザイン。
目に優しいグリーンを基調とした色使い。意味深なZehavaのポーズ。
音の方はというと、ジャケットイメージから抱くモダンな音の予想に反して、以前の民族音楽的なメロディ、サウンドの頃に少し逆戻りしています。
民族音楽も好きなんですが、エキゾティックな要素がモダンなビートとうまく融合して生み出された傑作の前作に比べて、中途半端な感じがして惜しい気がします。
5,6,7曲目はとてもいいと思います。
またデュエットで歌っている若い男性歌手の歌声が、一風変わっていて興味深いです。

12曲入り。
曲名はヘブライ語の情報しか無いのでわかりません。
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shahrzad sepanlou

イランの歌手シャヘルザードセパンルーの2010年の最新作が出ましたので早速アマゾンで入手してみました。早速と言っても注文してから手元に届くまで一カ月もかかりました。
イランの歌手のアルバムは、入手に骨が折れそうです。
紙ジャケット、デジパック仕様。
ジャケットの写真がとってもイイですなあ。左手の指を軽く頬に添えたあたりのポーズと軽い笑みを含んだ口元が、何とも言えない芳しき雰囲気を伝えています。
それと落ち着いた色調。安らぎを与えてくれます。
これはジャケ買い必至ですね。

さて中身はと言うとアラブ調の要素が抜けてしまった別物に向かっているのが感じられます。
もともとアラブ色がそんなに濃くなくあっさりした薄味だったんですが、さらに薄くなった感じ。
世界を意識してるんでしょうかね。ワールドワイドに活躍して欲しいもんです。

2曲目「Maa」でのセパンローとともに歌っているFaramarz Aslaniという男性の声は、セパンローも感謝の辞を述べているように本当に美しい。
酔いしれます。中東周辺の男性歌手の声はほんとに魅力的です。
声量も半端じゃないし。
6曲目「Che Konam」は、聴かせます。お薦め。
軽快なビートに切ないセパンローの熱唱を一度聴いたら、忘れられません。
セパンローの作品は一回聴いただけではピンと来にくいです。
じわじわ味が出てくる感じ。

この作品は、愛、思慕、希望を歌い上げたものです。
この作品は、彼女の小さな娘さんのLeyliとAyla(セパンローは、彼女たちには強く自立的で情熱的な女性になってほしいと願っている。)と彼女の素晴らしいファン(ファンにはセパンローが歌い続ける自信を与えてくれたと感謝している)、「our beautiful iran and that one day」へとささげられたアルバムです。
ジャケ写真の優しい面立ちはそういう内面からにじみ出たものなのか??
何かとけしからん国だといわれるイランですが、セパンローが「beautiful」という形容詞をつけているその思いを考えたときに、改めて自国を愛する他国の民を傷つける戦争、無くなってほしいと思います。

話飛びましたが、飛んだついでに最近仕事の関係で訪問しているところにセパンローに似た人がいるんです。
不思議な感じ。
 
篤と味わおうではありませんか!






1. Yek Rooz Too Tehran
2. Maa (feat. Faramarz Aslani)
3. Az Man Taa Man
4. Kee Fekresho Meekard?
5. Komakam Kon
6. Che Konam
7. Safar
8. Ghazal Foroush
9. Meshkee Yaa Talaayee

paco

フラメンコに魅せられたのは、18歳くらいの時。
荒々しくかき鳴らされるフラメンコギター、汗の飛び散るような渋い歌声、華麗な衣装の踊り手が激しく舞う。
コンパクトな構成から発せられる情熱にクラクラしてしまったのを覚えています。
例えるなら当に格闘技での渾身のワンパンチ。
静かなしっとりした曲もありますがね。

で本アルバム、パコデルシアの5年ぶりとなるアルバムですが熱いですね。
アルバムタイトルの「コシータス・ブエーナス」とは「素敵なもの」という意味だそうです。
タイトル通り素敵なアルバムです。
パコデルシアのギターと若手のパーカッショニストのピラーニャという人のパーカッション、コーラス、手拍子という基本構成になっていて、踊りこそありませんが私が過去に映像で見て魅せられたスタイルそのものです。

胸のすくようなメリハリの利いたギターのリズム、メロディに渋みの聴いたコーラスが絡みついて渦巻く情熱に圧倒されます。
特に5曲目「Volar」(”飛んでゆくとかいう意味)でのパコ、ターナ、
ポティートという人の歌の競演が凄い。

世の中には限られた音しか存在しないけれども、その限られた条件の中で芸術家は人に感動を与える作品を作り上げる。
まさに芸術作品ですね、このアルバムは。

話変わりますがフラメンコのダンサーってよっぽど身体能力高いんでしょうね。
このアルバムの曲のギターに合わせて私が踊ったら、後頭部に足をまわしてとれなくなったヨガのポーズみたいになっちゃいます。






1. Patio Custodio
2. Cositas Buenas
3. Antonia
4. El Dengue
5. Volar
6. El Tesorillo
7. Que Venga El Alba
8. Casa Bernardo



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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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