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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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パンク、ニューウェーブの音楽シーンが熱く盛り上がる中、ひときわ異彩を放っていたプロジェクトThe Flying Lizardz のリーダーだったDavid Cunningham(デヴィッドカニンガム)の1994年の静か~な作品。
映画やテレビ、舞踏のために製作された作品を集めたもので、1984年のアルバム「Top Ten」までのニューウェーブ的な実験音楽の面影はまったく有りません。
1stから3rdアルバムまでのような音楽を期待する人には、受け入れられないでしょう。

このアルバムに入っている音楽は、聴き手に新たな態度を要求するものでしょう。
メロディやリズム、クライマックス、刺激、といったものを超越してまさに音そのものの持つ意味合いとでもいう....何かを感じ取ることを強要される。
「新たな態度」、それは知性をもってこの音に接する姿勢だと思います。

自分の心の奥深くを変えるきっかけを作りたい方、お勧めです。
何回聴いても退屈な方ごめんなさい。さようなら。

1. Stars Listen
2. The Next Day Listen
3. Once Removed Listen
4. The Fourth Sea Listen
5. White Blue and Gray Listen
6. Shade Creek Listen
7. Short Winter's Day Listen
8. Blue River Listen
9. Beneath the Vines Listen
10. Yellow River Listen
11. Low Sun Listen
12. Only Shadows Listen
13. A Liquid Hand Listen
14. Dark Ocean Listen
15. The Same Day

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musique concret

オリジナルLPが、1981年にUnited Dairies(ユナイテッドダイアリーズ)からリリースされ2004年にフランスのFractal RecordsからCDとしてリリースされた作品です。
Jim Friedman(ジムフリードマン)とMichael Mullen(マイケルミューレン)のデュオからなるこのMusique Concret(ミュージックコンクレート)なるプロジェクトが発する音楽は、聴覚を介して脳に何らかの刺激を与え身体に影響を及ぼす"ある物体X"ではないでしょうか?

1曲目のIncidents in Rural PlacesはPart1から4までに分かれ、それぞれ
歪んだ電子音の反復に蒸気のように拡散する無機質な音がねちこくまとわりつきます。
テープの逆まわしをしているようです。かなりぐじゃぐじゃに切り刻んでいます。ホラー映画のBGMでも行けそうです。
隣の部屋からこんな音が聞こえてきたら異変を感じます。

次の曲Organorganは、7分25秒の大作。文句なしの傑作!!
巨大な軍艦の動力室に閉じ込められて、その圧倒的な迫力に人間という存在が無になりその動力の一部になってしまったかのような感じ。分かりにくいですかね。

最後の曲Wreath Pose at Sacrifice。
せわしなく何かをカシャカシャする音、叩く音、まさしくミュージックコンクレート:具象音楽が続いたあと5分50秒を過ぎたあたりから壮絶なノイズの嵐が始まります。
まさにエベレストの吹雪ですよ。ひび割れたざらざらした音。
6分30秒ほど荒れまくります。そして歌声が聞こえてきて終わります。

お疲れ様です。


tim hodgkinson

元Henry Cow(ヘンリーカウ)、The Work(ザ.ワーク)のTim Hodgkinson
(ティムホジキンソン)の1998年Recommendedレーベルからの作品です。
現代音楽の作品ですが、ザ.ワークのアルバムで見られた混沌とした前衛的な世界は健在だと思います。

派手さはありませんが、極度に張り詰めた緊張感と鋭利な音が渦巻いていてこちらの感性に容赦なくグサッと切り込んでくるようです。

2曲目「Shhh」では、すすり泣きのようなヴォイスが異様な空間を醸し出しています。
3曲目「For Looking Inside」ではPrepared PianoならぬPrepared Viola
(プリペアードヴィオラ)が3つ使われています。
不協和音の演奏で独特の不安感へといざないます。
5曲目「Mala;Elated」ではHarpsichord(ハープシコード)が緻密な音色で随所随所、執拗に繰り返されそこにシンバルやメタルプレート、オルガン、クラリネットが絡みつき壮大なオーケストレーションを構成しています。

はっきり言って現代音楽は、ロックやポップスその他の音楽に比べ安易に人に勧めにくいと思います。
クラシック音楽と比べてみてもです。
無機質で情緒に自然と響いてこないからなのでしょうか?
ロックやポップスのようにノれないですし、クラシックのように癒されることもなさそうですし。あくまでも一般的な傾向を言ってるのですが。

私は現代音楽が好きです。
独特な音の世界に親しむ人がもっと増えたらいいのにと思います。


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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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