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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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univer zero

べルギーのチェンバーロックグループUniver Zero(ユニヴェルゼロ)の
サードアルバムです。

私はユニヴェルゼロのことを全く知らず、このアルバムをジャケット買いしてこの恐るべきバンドの存在を知りました。でもこのジャケットの写真は岩の表面だったんですねえ。
溶岩が流れる様子の写真かと思ってました。
ぐつぐつと煮えたぎり、もはや避けることのできないエネルギーの爆発が充満した音楽をイメージしてジャケ買いしたのですが、怪我の功名ですね
...期待を裏切らない内容でした。
彼らの作品中、最高傑作ではないでしょうか。

冒頭1曲目、This HeatのHorizontal Holdのような疾走ビートからスタートする。ギターが入っていないことで通常のロックとは趣が全然違う。
暗欝な音響と極度に張り詰めた緊張感の連続ですが、確かな演奏力に裏打ちされた美しさを放っています。
このバンドでしか表現できない奇妙な空間を創出しています。







クラシック音楽のオーケストラの波のようにうねる盛り上がりにも似たものを感じます。
ユニヴェルゼロの音楽は、チャイコフスキーの「白鳥の湖」のクライマックスの時の高揚感を感じたりもしますが私だけでしょうか。
パブリックイメージリミテッドの曲に「Swan Lake」という「白鳥の湖」をベースにした強烈な曲もありますし。

1.Dense
2.La Corne du Bois des Pendus
3.Bonjour chez Vous
4.Combat
5.La Musique D'erich Zann
6.La Tete du Corbeau
7.Triomphe des Mouches



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the clash

絶大な人気を誇るThe Clash クラッシュのセカンドアルバムです。
「動乱 獣を野に放て」..........何と過激な邦題がつけられているのでしょう。
原題も「Give em Enough Rope」....彼らに首をくくるだけの十分なロープをくれてやれ。
当時の崖っぷち英国社会の状況の中から生み出された怒りの音楽なのでしょう。今の日本にはロープをくれてやりたい権力者がいっぱいいますがね。

このアルバムでは小難しいものは存在しません。
ストレートに彼らの気持ちが伝わってきます。居ても立っても居られない自己主張、汗まみれ、完全燃焼、飾りを一切排した素直さがこちらに情け容赦なくぶつかってきます。
ヴォーカルのジョーストラマーのしわがれた声が、怒鳴り、語り、わめき、叫び、遠吠えし........汗のしぶきが飛んできそうです。







ジョーストラマー(ヴォーカル)
ミックショーンズ(ギター)
ポールシムノン(ベース)
トパーヒードン(ドラムス)

それにしても、何と男前揃いのグループだったのでしょう。


1.Safe European Home(セイフユーロピアンホーム)
2.English Civil War(英国内乱)
3.Tommy Gun(トミーガン)
4.Julie's Been Working for the Drug Squad(ジュリーはドラッグスクワッドで働いている)
5.Last Gang in Town(ラストギャングインタウン)
6.Guns on the Roof(屋根の上の殺し屋)
7.Drug-Stabbing Time(ドラッグスタビングタイム)
8.Stay Free(ステイフリー)
9.Cheapskates(ケチな野郎のスーパースター)
10.All the Young Punks(すべての若きパンクスども)

クラッシュのアルバムの中ではこのアルバムが、一番好きです。
throbbing gristle

元祖インダストリアルバンド、Throbbing Gristle(スロッビンググリッスル)のライブアルバムです。
ライブといっても友人知人を集めてスタジオで演奏を披露したときの模様を録音したもので、スタジオアルバムと言っても好いのではないでしょうか。
このときの演奏のVIDEOもでています。私もそのVIDEOを持っていますがビデオテープでとても画像の質の悪いタイプで見にくいですね。音も悪いし。

この作品は確かオリジナルのレコードではライブで演奏した8曲のみでしたが、CDで発売されているのには、加えて「Adrenalin」「subhuman」の2曲がついているヴァージョンと超破壊的サウンド「Discipline」の別ヴァージョン2曲が付いているヴァージョンの2種類あるみたいです。

スロッビンググリッスルというと音楽レヴューで取り上げられるのが大体決まってサードアルバムの20Jazz funk Greatsなんですが、このアルバムはもっと注目されるべきと思います。

ここでは魂のないシンセサイザーやギターなどの楽器から発せられるノイズの嵐が、まるで呪いにかかって魂を吹き込まれたおろちのようにのたうち回ります。
イントロからいきなり不安を掻き立てるファンファーレが立ち込めコージーのギターが忍び寄り錯乱状態に突入します。
まるで人体実験のモルモットにされているかのような。
逃れる術はもうありません。







1.Cornets
2.The Old Man smiled
3.After Cease to Exist
4.The World is a War Film
5.Dreammachine
6.Still Walking
7.Don't do as You're told,Do as You Think
8.Painless Childbirth
9.Adrenalin
10.Subhuman

9,10曲目が2ヴァージョンの「Discipline」2曲が収録されている方がお薦め。紙ジャケットで出てるようですけれど見かけませんねえ。


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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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