レバノンの歌姫、マジダエルルーミーのアルバムです。
マジダは、アルバムによっては「Magida」あるいは「Majida」と表記されていて、このアルバムは「Magida」と表記されています。
ネット検索した時の結果が微妙に違って出てきます。
さてこのアルバムは、アラビア語とシリア語のキリスト教ミサ曲集です。
ジャケット写真ではマジダが、両手の指を組み合わせ敬虔なお祈りの姿勢をとっています。顔の表情は色気や華やかさが抜け切った雰囲気を醸し出していて、マリア様を意識しているのでしょうか...うっすらと平坦すぎる化粧がそれと思わせます。
マリア様、いらっしゃるのか私にはわかりませんが。
そして......
マジダの歌声
奇跡。 まさに奇跡の歌声です。
私は教養の為に旧約聖書、新約聖書を読みましたがその旧約聖書の「創世記」という書の中の記述で....神が光(昼)、暗黒(夜)、天、地、海、草、果樹、海の魚、天の鳥、家畜、男と女をお造りになられる.........
まさにマジダエルルーミーの歌声は、そのような無から有を生み出す壮大な.....天上の雲の隙間から一条の光とともに降りてくる天使の歌声のようです。
内省的な精神状態でこういう音楽を聴くと知的なインスピレーションが湧いてくると思います。
ぜひ聴いてみてください。
1.Ave Maria
2.Marie,Cithare du Ciel
3.Notre Pere
4.Salve Regina
5.Dieu du Bien
6.Notre-Dame de la Victoire
7.Miserere
8.Ave Maria
PR