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MUSIC DIVER

こころを空にして音楽の世界を探検すれば、新しい感動があるはず! どこまでも深く深く・・・・・

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tim hodgkinson

元Henry Cow(ヘンリーカウ)、The Work(ザ.ワーク)のTim Hodgkinson
(ティムホジキンソン)の1998年Recommendedレーベルからの作品です。
現代音楽の作品ですが、ザ.ワークのアルバムで見られた混沌とした前衛的な世界は健在だと思います。

派手さはありませんが、極度に張り詰めた緊張感と鋭利な音が渦巻いていてこちらの感性に容赦なくグサッと切り込んでくるようです。

2曲目「Shhh」では、すすり泣きのようなヴォイスが異様な空間を醸し出しています。
3曲目「For Looking Inside」ではPrepared PianoならぬPrepared Viola
(プリペアードヴィオラ)が3つ使われています。
不協和音の演奏で独特の不安感へといざないます。
5曲目「Mala;Elated」ではHarpsichord(ハープシコード)が緻密な音色で随所随所、執拗に繰り返されそこにシンバルやメタルプレート、オルガン、クラリネットが絡みつき壮大なオーケストレーションを構成しています。

はっきり言って現代音楽は、ロックやポップスその他の音楽に比べ安易に人に勧めにくいと思います。
クラシック音楽と比べてみてもです。
無機質で情緒に自然と響いてこないからなのでしょうか?
ロックやポップスのようにノれないですし、クラシックのように癒されることもなさそうですし。あくまでも一般的な傾向を言ってるのですが。

私は現代音楽が好きです。
独特な音の世界に親しむ人がもっと増えたらいいのにと思います。


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satie

現代音楽の作曲家、Eric Satie(エリックサティ)の高橋アキ(現代音楽のピアニスト第一人者)によるベスト盤です。

エリックサティは1866年5月フランスのノルマンディー地方オンフルール
生まれ。
13歳の時にパリ音楽院に入学しましたが、音楽よりも読書に熱中したそうです。後に彼の変った生き方が展開してゆきます。

兵隊に入りましたが寒い夜に裸で立ち続け病気になり除隊。学校には戻らず、モンマルトルのカフェ「黒猫」でピアニストとして生活費を稼いでいきました。秘術的な宗教団体「バラ十字団」に入ったり自身で教祖になった架空の教団をつくったりもしました。
彼の作品の題名も奇妙な表現が使われています。
また楽譜につけられた注釈も奇妙なものであったといいます。「アンダンテ」とか「クレッシェンド」とかいうような指示記号の代わりに「歯が痛むうぐいすのように弾きなさい」とか言ったいかにもユニークな注釈が並んでいたということです。

サティを知らない人もその曲をどこかで耳にしている人も多いのではないでしょうか。
TVドラマのワンシーンで流れていることが時々あります。人情の機微を表すシーンとか、人生の微妙なシチュエーションを表すシーンとかで流れているのが多いように思います。

ジムノぺディは、1888年作曲の作品で彼がカフェ「黒猫」のピアニストとして生活費を稼いでいたころの作品です。
一聴すれば「ああ、聴いたことがある。」という方も多いことでしょう。
最も親しまれている初期の作品です。
何回聴いてもこの不思議でユニークな曲は新たな表情を見せてくれます。







1.3つのジムノぺディ
2.4つのプレリュード
3.世紀ごとの時間と瞬間の時間
4.夢見る魚
5.逃げ出させる歌
6.ひからびた胎児
7.ジュ.トゥ.ヴ




sex pistols

語りつくされた感があるこのアルバム、まさに心の奥底の欲求をストレートに表現したロックという感じですね。
ただ、このアルバムをオーディオメディアとして聴くというだけの行為は淋しい気がします。

彼らが1970年代後半に登場してきたのと同時進行で曲を聴き、雑誌でインタヴューやアーティスト情報を見てきたわけなんですが、英国にて実際のムーヴメントに呑み込まれる原体験をしていないことが大変残念でなりません。
当時マスコミ、メディアが騒いでただけという批評もありますが、大きなエネルギーが渦巻く社会現象だったのは間違いないと思います。

体験(英国での原体験:ライブを見に行くという程度でなく。)VS記録(CD等のメディアを通じて体験する。)
旅行に行っても美しい景色を大事にする余り、永久に記録に残そうと写真やヴィデオを撮る事ばかりに懸命になる。
それも良いけれどその瞬間の感動を大切にする、これは大事なことだと思います。
原体験していない、ああ残念。

ピストルズの曲を初めて聞いたのは、ラジオから流れてきた「拝啓EMI殿」。
余りにへんてこりんな歌なので、スピーカを通して出していた音をあわてて小さくしました。

それから病み付きになりました。







話変わりますが、それにしてもジョニーロットンの西川きよしバリの目玉
の動きはすごいなと思います。あれが彼のチャームポイント?にもなっているのではないでしょうか。

1.さらばベルリンの陽
2.ボディーズ
3.分かってたまるか
4.ライアー
5.ゴッドセイブザクイーン
6.怒りの火
7.セブンティーン
8.アナーキーイン.ザ.UK
9.サブミッション
10.プリティベイカント
11.ニューヨーク
12.拝啓EMI殿

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プロフィール
HN:
TONIO
性別:
男性
職業:
いろいろ
趣味:
音楽鑑賞、読書、美術館巡り
自己紹介:
小学生の時に何故か北島三郎、五木ひろしに魅了される。

中学生で子供らしくアグネスチャンやピンクレディ等のアイドルに夢中になる。

高校生でPUNK ROCKに出会い衝撃を受ける!お気に入りは、やはりPISTOLS!

大学時代は、みずみずしい感受性の絶頂期の訪れか?・・・・あらゆるジャンルに心躍る。
エスニック、民族音楽。クラシック、現代音楽。JAZZ、FUSION。
あと声明とか云う御経やコーランの読経なんてのも。(これ音楽?RECORD屋に売ってたから音楽なんじゃない?)

社会人となりしばらくしてから、借金苦で泣く泣くCDやRECORDを全部売却。寒く哀しい暗黒の時代到来。

で手放したアーティストたちを5年ほど前からぼちぼち買い戻し始め、買い戻し完了!!!!!
ジャケット、ライナー、解説書すべてが作品なんだ!楽曲だけダウンロードなんてクソっくらえ!!
今は新しい感動を与えてくれるアーティスト発掘中です。


 
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