ウイルマゴイク2000年のアルバムです。彼女のヒット曲の数々を別ヴァージョンで歌っています。
若かりし頃のゴイクの声にしびれたファンにとってみれば、数枚出ている別ヴァージョン、新録音のアルバムはかなり不評のようです。
考えてみるに、ちっちゃい子供にそっと撫でられた様にやさしかったバックの演奏がごく普通になっている。ゴイクの声が大人になりすぎた。.......
という変化が違和感を感じさせるのでしょう。
外国の方で「昔の声じゃない!」とがっかりの批評をしているのを見かけましたが.........
でも人間歳とともに変わってゆくのは当たり前じゃないですか?
あの時の声でなければならない、あの時の歌い方で、リズムで、メロディで、とか固執するから駄目なんだと思います。
確かに好きか嫌いかですけど、好きになった歌手が今度は何を表現したいのかって考えたら新しいものが見えてくるはず。
9曲目の「In un Fiore(花のささやき)」はラップミュージックのように
なっていて面白いと思います。
やっぱり声が少し低音でたくましくなったので........
冒険ですけどかなり大胆に変身してもいいんじゃないですかねえ。
ロックヴォーカルをやっちゃうとか。
新しい魅力が見えてくるだけの実力はありますよ。この人は。
1.Le Colline Sono in Fiore(花咲く丘に涙して)
2.Semo Gento de Borgata(小さな幸せ)
3.Ho Capito Che Ti Amo(愛のめざめ)
4.Fijo Mio(息子に)
5.Canto D'amore di Homeide
6.Lei
7.Se stasera Sono Qui(夜の想い)
8.Vojo er Canto de na Canzone
9.In un Fiore(花のささやき)
10.L'amici Mia(青春の思い出)
11.Allora Prendi e Vai
12.Bambina Libera(自由な女の子)